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「オーラリー」や「セリーヌ」など参加 2020年春夏メンズもパリ一極集中

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2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・コレクションのスケジュールが発表された。期間は6月18〜23日の6日間。前シーズンに続き、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)率いる「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」やキム・ジョーンズ(Kim Jones)の「ディオール(DIOR)」をはじめ、「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ケンゾー(KENZO)」など、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁する有力ブランドがそろった。また「ランバン(LANVIN)」も前メンズ・クリエイティブ・ディレクターのルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)退任後、新体制では初となるメンズのショーを行う。

 初参加は、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」で経験を積んだ「シエス マルジャン(SIES MARJAN)」と、19年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のファイナリストに選ばれた「ボード(BODE)」「フィップス(PHIPPS)」の3ブランド。日本からは、パリメンズの公式スケジュールで初のプレゼンテーションを行う「オーラリー(AURALEE)」や「キディル(KIDILL)」など16ブランドが参加する。

 若手主体のロンドンメンズや「プラダ(PRADA)」不参加のミラノメンズに比べ、複数の有力ブランドがひしめくスケジュールとなった。