IWCシャフハウゼンが18 CT ARMOR GOLD®と 18Kホワイトゴールドのポルトギーゼ・ パーペチュアル・カレンダー 44を発表
IWCシャフハウゼンは、ジュネーヴで開催されるウォッチズ&ワンダーズ展で、設計を一新したポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44を発表しました。18Kホワイトゴールドケースはホライゾンブルーとデューンの文字盤の2種類、18 ct Armor Gold®ケースはオブシディアンとシルバームーンの文字盤の2種類で、合計4つのバージョンが用意されます。15層の透明ラッカーを塗布し、ハイグロスに研磨して入念に仕上げたことで、文字盤は驚くべき視覚的な深みを放ちます。ケース構造も完全に見直され、ケースリングを細くして洗練さを高め、さらにダブル ボックスガラスのサファイアクリスタルを使用しています。どの新モデルにも、ペラトン自動巻き機構を組み込んで7日間のパワーリザーブを実現したIWCスーパーコピー 代引き自社製ムーブメント、キャリバー52616が搭載されています。
これまで20年間、ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレン ダーは、このコレクションの主要な柱のひとつとなってきました。この永久カレンダーの複雑機構は、もともと1980年代にIWCシャフハウゼンの元主任時計技師クルト・クラウスが開発したもので、それ以来たえず改良を重ね、完璧化されてきました。永久カレンダーを搭載した初のポルトギーゼは、2003年に発表されました。ムーンフェイズ表示は、ケースの寸法を大型化し、さらに大きな減速歯車を組み込むことで改善され、精度が122年から577.5年に向上しました。もうひとつの革新は、特許取得済みのダブル ムーン™ 表示で、北半球と南半球から見たムーンフェイズを表示します。このたび、IWCシャフハウゼンはこのモデルを完全に設計し直して洗練さを高め、4つの新しいバージョンを発表します。
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44(Ref. IW503703)は、18Kホワイトゴールドケースに収められ、ホライゾンブルーの文字盤にロジウムメッキの針とアプライド・インデックスが備わり、サントーニ社製のグラディエントライトブルーのカーフスキン・ストラップが組み合わされます。。
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44(Ref. IW503704)は、18Kホワイトゴールドケースに収められ、デューンカラーの文字盤にゴールドメッキの針とゴールドアプライド・インデックスが備わり、サントーニ社製のブラックのアリゲーター・ストラップが組み合わされます。
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレン ダー 44(Ref. IW503702)は、18 ct Armor Gold®ケースに 収められ、オブシディアンブラックの文字盤にゴールド メッキの針とゴールドアプライド・インデックスが備わります。Armor Gold®は、ミクロ組織の改良により、従来のレッドゴールドよりもはるかに硬度が高く、耐摩耗性が向上しています。このモデルにはサントーニ社製のブラックのアリゲーター・ストラップが組み合わされます。
ポルト ギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44(Ref. IW503701)は、18 ct Armor Gold®ケースに収められ、シルバームーン の文字盤にゴールドメッキの針とゴールドアプライド・ インデックスが印象的です。この4つめのモデルにはサントーニ社製のブラウンのアリゲーター・ストラップが組み合わされます。
ダブルボックスサファイアクリスタルを採用して 完全に構造を設計し直したケースと 新しい仕上げの文字盤
最も顕著なデザインの変化は、完全に設計し直して洗練さを高めたケース構造です。ケースリングをスリムにし、側面がほっそりとした見た目になりました。前面と裏面の ボックスガラスのサファイアクリスタルと相まって、この新しい構造により、特に明るくエレガントなコレクションと なっています。
ボックスガラスのサファイアクリスタルは、非常に複雑な工程を経て研磨され、ポリッシュ仕上げが施されており、独特な分目盛などのポルトギーゼの象徴的なデザインの特徴がさらにはっきりと視認できます。 文字盤の図柄も入念に設計し直され、洗練さを高めています。
特別なハイライトとなるのは、文字盤の複雑な製造工程です。比類ない視覚的な深みの鍵となっているのは、15層の透明ラッカーを塗布し、これを精密に研磨して磨き上げ、ハイグロス仕上げとしたことです。カレンダーを表示するサブダイアルも、真鍮ベースとラッカー層の両方が研磨されています。最後に、個別に手作業でアプライドを文字盤に取り付けます。この文字盤の製造は、合計60もの工程からなり、驚くほど複雑で習得するのが大変です。
4つのウォッチとも、IWC特有のダブルムーン™ 表示が備わります。これは航海用計器にインスピレーションを得たもので、北半球と南半球から見たムーンフェイズを表示します。精密に計算された減速歯車により、この表示は577.5年後に実際の月の軌道から1日狂うだけです。
搭載されているIWC自 社 製 ムーブメント、キャリバー 52616は、385個のパーツから組み立てられています。脱進機には改良が加えられ、いっそう磁場の影響を受けにくくなっ ています。ペラトン自動巻き機構のパーツは、実質的に ほ ぼ摩耗しない酸化ジルコニウム・セラミック製で、ローターはソリッドゴールド製です。ローターは腕の動きを エネルギーに変換し、2つの香箱の主ゼンマイに7日間のパワーリザーブを蓄えます。
IWCシャフハウゼンにとって 記念碑的な永久カレンダー
1985年に導入された永久カレンダーは、機械式カレンダー複雑機構に関するIWCシャフハウゼンの徹底的な専門知識の始まりとなりました。クルト・クラウスがつくった複雑機構は、多くの点で注目すべきものでした。すべての表示が互いに完璧に同期しており、一つのリューズで簡単に進めることができます。カレンダーを構成するパーツはわずか81個で 、すべ てが 厚 さ1.5 mmのモジュール内に収められています。この独創的でシンプルなデザインの複雑機構は、IWCシャフハウゼンの精密時計に対するアプローチの特徴である、機能性、効率、使いやすさを完璧に体現しています。
このカレンダーは、4年間を1サイクルとして機械的にプログラミングされています。月の長さの違いを認識するだけでなく、4年ごとの2月末には自動的に閏日を挿入します。この機械式プログラムは、100で割り切れる年で、なおかつ閏年がスキップされる年、たとえば2100年や2200年にだけ、わずかな調整が必要となります。