ロレックスコピー n級にしか使われていない夜光塗料「クロマライト」の秘密。
王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回お話しするのは、ロレックスが独自に開発・特許を取得した夜光塗料「クロマライト」につついて。
そもそも夜光塗料ってなんで開発されたの?
今では当たり前の存在になりましたが、そもそも、暗闇で光る時計が開発された経緯はご存知ですか?
そのはじまりは1910年代の頃まで遡ります。当時はまだ街灯が今ほど整っていない時代。辺りが暗くなると文字盤から時間を読み取るのが難しかったことは容易に想像できますね。
そこで、長短針とインデックスが光るようにすることによって、暗闇でも時刻が分かるようにしようと時計にも夜光塗料が採用されました(夜光の機能は軍隊で昼夜問わずに日々ミッションを遂行する方達にとっては特にかかせないものでした)。
夜光塗料は一種類ではない
現在までには様々な夜光塗料が開発されています。
それぞれの由来や特徴を説明すると長くなりますので、こちらではかなりざっくりまとめますが…腕時計に使用されている ラジウム(〜1960年代)→トリチウム(~1990年代)→スーパールミノバ(2000年頃~)と変遷をたどります。
※夜光塗料には2種類、『自発光塗料』と『蓄光塗料』と呼ばれるものがあります。自発光はその名の通り、塗料自ら光るものです(ちなみに明るい所ではわかりにくいですが、常時光っています)。
蓄光は読んで字のごとく「光を蓄える」ものですから、周りの光を吸収し蓄える事で発光しています。
・自発光塗料:トリチウム
・蓄光塗料:スーパールミノバ、クロマライト
に分類されます。
クロマライトの利点や特徴は? いつから採用された?
ロレックスでは2007年頃からは独自に開発・特許を取得した蓄光塗料「クロマライト」を採用。スーパールミノバが緑色の光を放つのに対して、ピーコックブルーと呼ばれる鮮やかな青い光を放つのが特徴です。
クロマライトの発光時間は、一般的な蓄光塗料の約2倍で、8時間以上も持続するんですね。
2007年に発売されたミルガウスやオイスターパーペチュアルのカラーインデックスからクロマライトは採用されていますが、2008年に登場したディープシーによってクロマライトの知名度は大きく広まりました。
水中のような暗い場所でも視認性を保つことが必要とされるダイバーズウォッチには明るくて見やすく、長時間光り続けるクロマライトはかかせない存在と言えますね。
実用時計であることを哲学にしているロレックス。やはり夜光塗料においてもイノベーターだったんですね。
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