推奨仏間についてのお願い。

お仏壇を仏間にぴったり収めることは美観からも使いやすさからも重要な要素です。一般的な既製品はおおよそサイズが決まっていますので、どうしても隙間があいたりしてインテリアを損ねてしまいます。阿弥陀堂はお客様の仏間を測量して、ぴったり収まるサイズで制作いたします。 下記は阿弥陀堂がお勧めしている仏間の一例です。

仏間のサイズ

仏間の有効寸法(奥行き)は框の内端から幅木の手前までとなり、有効寸法800mm程度が必要です。
仏間の有効寸法(高さ)は鴨居や長押の下面から框の上面までとなります。また、唐紙を付けない場合の有効寸法(幅)は4寸柱を使用した場合下記の有効寸法(幅)なります。
■5尺仏間……1,350mm(幅)
■4尺仏間……1,050mm(幅)
■3尺仏間…… 850mm(幅)

唐紙の種類でお仏壇のサイズが変わります。

■観音唐紙の場合
唐紙を柱につける場合、枠や蝶番の厚みが両サイドで50mm程度必要になりますので、有効寸法(幅)が5尺仏間で1,300mm程度になります。
■押込唐紙の場合
最近では押込唐紙の需要も多く見られますが、その場合特に注意が必要です。
床柱より押し込み唐紙が前に出てくると扉の開きが悪くなるので奥へ入れ込んでください。
また、唐紙を奥へ入れ込む際に、プッシュ式の取っ手にする、框部分にガイドを打つなど、唐紙の取っ手で床柱を傷つけないように工夫が必要です。この場合左右壁面にコンセントが設置できないので、唐紙より上部左右壁面にコンセントを設置してください。